令和6年5月21日

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令和6年5月21日

 こんにちは。  ちょっと咳の症状が治まると。  すぐ薬を飲むのを忘れてしまいます。  そしてまた咳が出て、痰が絡む。  いけません。  人間とはかくも度しがたき者かと、思ってしまいます。  ついに岸田首相も気も入りの政策。  定額減税が実施されるそうです。  なんでも6月の住民税がゼロなんだとか。  ふーん。そりゃまあ、ありがたいですけど。  あと所得税も下がるらしいですね。  けどなんだか、あまりピンとこない。  ニュースでやってましたが。  企業の総務は、あまりに面倒くさいで続きにウンザリなんだとか。  というのも、政府は企業に、定額減税の金額を。  ちゃんと「定額減税」という項目で、給与明細に記載せよ。  と指示を出しているからです。  なので事務処理しないといけない総務の人たちが。 「なんで給付にしないんだよ?」と文句を言ってるわけですね。  まあ、そうですよね。そもそも給付しやすいために。  マイナンバーカードを銀行口座と紐付けしたのに。  使わないんじゃ、意味ないですよ。  それに現金給付のほうが、実感があります。  減税じゃ、得したのが分かりにくい。  何かにまとめて使う、ということはなさそうです。  気がついたら、なんだかその分使ってた、みたいな。  なんでそこまで減税に拘ったんでしょう?  財務省の差し金でしょうか? 「探偵はBARにいる」 著者・東直己  早川書房  探偵小説。バードボイルドミステリーです。北海道のススキノが舞台。そのせいか大泉洋さん主演で映画化もされました。が、映画の方は、続編の第二作が原作らしいです。主人公の探偵は、バーを事務所代わりにしている。いかにもハードボイルドっぽいですが、現実にはそんなアホなことはないでしょう。それにこの作品を読むと、主人公は探偵というより、ヤクザに顔が利く、裏社会の便利屋って感じです。それをまるでカッコイイように書かれると、正直あんまり良い気分はしません。ヤクザをカッコイイように書くのも、嫌悪感があります。このへんが、悪党が主人公のピカレスク小説の難しいところです。ラストもまったく、すっきりしません。じゃあなんで紹介したかと言うと、かつてバードボイルドというジャンルがあったのですよ、今は廃れちゃったけどね、ということを言いたかったからです。廃れた理由は前述した通り。チンピラをカッコイイ、ヒーローのように描くことに、もう読者は共感しなくなったんです。でもまあヤンキー漫画は常に一定数ありますね。ああいうのに憧れると、痛い目に合うと、痛い目に合うまで分からないのが人間です。  減税も一律じゃなくて、所得で増減してほしかった。  年収が1億ある人に、数万円の減税はいらんでしょ。  けど一律になったのは、立憲民主がケチをつけたから。  そこはそのまま押し通してほしかった。  政策立案する官僚も役に立たんなあ。  安倍総理に「総理、マスク2枚で国民の不安はパッと消えます」  と進言したという官僚は。  今なにしてらっしゃるのでしょう?    ではまた。  
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