第7話「マイクの判断とオルフェの勘違い」

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シュウ「まぁそう言ってやるなよ。まさか時計に盗聴器があるなんて奴も思っちゃいないよ」 レナード「よし。これで完璧だな?」 使用人「どこか行かれるのですか?」 レナード「あぁ。今夜パーティーがあるんだ」そう言うとレナードはタキシードに身を包み始めた。 シュウ「さてと俺らも準備するか?」 エヴァ「あたしも行くの?」 シュウ「たりめぇだろ…?ユウ…カメラの監視の方は頼んだぜ」 ユウ「任せて下さい(笑)シュウさん」そう言うとユウはニッコリ笑った。 時を同じくして…探偵事務所ではシュウからワカに連絡が入る。 ワカ「お姉ちゃん。シュウ兄がレナードって人を尾行するから…応援呼んでほしいみたいだよ」 トワ「わかったわ。どこに呼べば良いの?」 ワカ「ウォルドルフアストリアってホテルみたいだよ」 トワ「マンハッタンね?了解。わかったわ」 それから数時間後…レナードが屋敷から出て車に乗り込む。レナードが行ったのを確認したシュウとエヴァが出てくる エヴァ「むむぅ…動きずらい」 シュウ「我慢しろ。てかお嬢様なんだからドレスぐらい着慣れてるだろ?」 エヴァ「うるさいなぁ…私はドレスより乗馬服の方が好きなの!!?」 シュウ「乗馬って?どんだけ馬好きなんだよ」 エヴァ「あれぇ言ってませんでしたっけ?」 シュウ「はいはい。もうわかったからとりあえず車に乗れって。」 まだこの頃はこの事件の結末があんな事になるなんて誰も思っちゃいなかった。そして…この事件が…後にとある出来事へと繋がる大きな問題へと発展して行く。がそれはまだまだ先のお話し。事件はここから思いも寄らない展開を見せて…シュウたちは波動の波へと巻き込まれて行く事になる。 ♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪                   END レナードを尾行してウォルドルフアストリアまで辿り着いたシュウとエヴァはとある大物と顔を合わせる事になる。一方で…彼らの様子には気が付いてない様子のマフィアとは裏腹に…MAKA特殊工作科の長官は…シュウたちの探偵社に潜り込ませた男からとある情報を得ていた。次週「コードネーム0レルフ・リル・クライン」「第8話へ続く」 ※小説内はパラレルワールドの1960年代の米国という設定の為…本来この時代には存在しない筈の高性能な無線機や…存在しない団体やまたは組織とその周辺の人物が登場します。
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