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レナード家…屋敷内
使用人「レナード様荷物が届いております」
レナード「俺に?」そう言うとレナードは箱を受け取る。
レナード「あ!!これこの前頼んでおいた奴じゃん‥」そう言うとレナードはとある製品を取り出すと満足げな表情になる。
使用人「時計ですか?」
レナード「そ!!何でも新製品らしいぜ」
数日前の事…レナードはある営業マンとカフェで会話をしていた。
?「我が社が作った新製品…その名もオルガ。この時計には時価数百万はするダイヤが散りばめられていて‥針には数千万はくだらないルビーの一部を極小にしたものを使用しております。これをつけてパーティーに行けばモテる事間違いなしでございます」
レナード「高そうだな?」
?「ご心配ございません。今回は当社の製品を使用してもらう事を目的としております。ですので…本来であれば1000万はするこの時計をレナード様に限り250万でご提供させて頂きます」
レナード「250万!!?本当か?それは?」
?「ええ本当でございます。レナード様には当社のこの時計を使用して頂き…時計の優美さと美しさを世に広めて頂けるだけで良いのです」
?「いかがされますか?」
レナード「むむぅ…(悩)よし買おう」
?「ありがとうございます。時計は後日レナード様の屋敷へ宅配で送らせて頂きます。ではここに署名を」
レナード「わかった」 そして…現在…レナードは念願の時計を手にして悦に浸っている訳である。そして「これがオルガか?」かそう呟いてレナードは時計を腕にはめた。
エヴァ「シュウさん音拾えました」
シュウ「まんまとひっかかったか?馬鹿な奴だぜ」実はレナードが購入した時計はシュウがオーダメイドで創らせた時計で内部に盗聴器が仕掛けてある。
ユウ「こんな簡単な手にひっかかるなんてレナードって人馬鹿なんですね?」
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