プロローグ

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プロローグ

#1  僕たちの村には、  見てはいけない夢、というのがあった。  それは  百叉路(ひゃくさろ)の夢だ。  百叉路(百叉路)とは、三叉路(さんさろ)とか五叉路(ごさろ)とかあるように、百筋の道の前に立たされる、という夢だ。  百筋の道の1本だけはこの世と繋がり、誤って他を選んで歩き出せば、あの世へ行くとされていた。  不吉な夢とされ、  見た者は、  村の祈祷師によってお祓いを受ける慣わしだった。

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