革命前夜
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革命前夜
プラスチックと銀紙に 閉じ込められた魔法の粒を 涙で薄めた塩水に溶かしたら 少しは息が楽になるのでしょう 終電の灯りと乱反射に 黄色の線を越える背徳感 幸せを望んで浮いた片足が伸びたら 少しは世界を好きになれるでしょう 夜の帳とネオンの瞬きに 消え入るような声で嗤って 重力には決して逆らわずに飛べたなら 少しは安寧を享受できるでしょう 拙い自分を許してあげられるでしょうか
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