第一章
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「朝比奈‼︎入れて‼︎」 高校生にもなって相変わらず無邪気な笑顔。 「天気予報くらい見て来いよ」 「いーんだよ。俺にはお前がいるんだから」 「
狭
(
せめ
)
ぇんだよ」 「まあまあ、そこを何とか…」 俺は
樹
(
たつる
)
に傘を傾けながら仕方ねぇなという
表情
(
かお
)
をしてみせる。 俺の左肩はいつもびしょ濡れだ。 高一の六月。
帰
宅
時
が
雨
の日のお決まりのやり取りになりつつある。
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