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「優〜、暇なので遊ばせてください。優で」
「俺は玩具じゃねえ。失せろ」
「今日は元気がないですね」
何度も何度も遊ぶ内に俺の事が少しづつバレてきているようでどこかうっとおしい。
「今日はうちに泊まりに来ませんか?」
「無理だからどっか行け」
「駄目な訳じゃなく無理なんですね。その傷は?」
こいつの察しが良さは嫌いだ…何かに気づいて優しくしてる所も悪いやつじゃないのも分かっている。それでも
「もう俺の詮索はやめろ。この約束を守れないならお前とは居られない」
「…分かりました」
こいつは察する力が強い、だからこそ物分りがいい。だからこそ友達が出来ないんだろうな。
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