⚕️大悪魔の討伐クエスト⚕️

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魔法使い 「今回の討伐対象である 大悪魔アエロエレは 紫炎を自在に扱うそうで 湧き水の森の外れにある  廃洋館に巣食っているらしい。」 格闘家の男 「ヘヘッ…俺様の拳が どこまで通用するか、楽しみだな! ん…くんくん…」 格闘家の男に匂いを嗅がれてる…《汗 わたし レフィーナ・ミュレー 「…あの、なにか…?」 格闘家の男の目つきが、イヤらしい… 格闘家の男 「このフルーティーシトラスの 甘酸っぱい香り…たまらないぜ… 痛ッ…!?なぜ殴る!魔法使い!」 魔法使い 「彼女が嫌がってるだろ? これだから男は… と、思われてるんじゃないか?」 格闘家の男は杖で 強めに叩かれた後頭部を撫でてる。 格闘家の男 「だってさぁ、男なら この匂い嗅ぎたくなるだろぉ? あんたのまとってるローブ 首上まであって顔とかよく見えないし とんがり帽子、深くかぶってるから どっちか分からないけど… この匂い、なんとも感じないのか?」 わたしは、魔法使いの人に顔を向ける… 魔法使い 「分かってる、僕だって…// けどな、下心 丸出しにしてたら嫌われるぞ。 良いか?変なことは考えるな…」 魔法使いの人、先にギルドを出てしまって わたし達もそのあとを慌てて追いかけた! 格闘家の男 「待てって!俺様… あんたと気が合う気がする!」 魔法使いの人は格闘家を一瞥(いちべつ)しつつ 街を出て、湧き水の森の中に入る…
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