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「あっ……、ん」
ぬるぬるした指で弄られると余計に感じてしまって息を弾ませると、
「ぶっちゃけこうして水入らずの時間を過ごすの、すごく久し振りだろ?だから未知が興奮してくれるか不安だったんだ。良かった気持ち良さそうで。どっちも硬くなってるよ」
彼がふっと微笑み、ツンと勃ち上がっている僕の胸の小さな突起を指で突いて、女の子の割れ目を擦りあげてきた。
「あ、あっ……はるさっ……ん」
身悶えながら、無意識のうちに目の前にあったモノを思わず掴んだ。
「未知、悪戯は駄目だろ?」
不意打ちを食らった彼がびくりと震えた。
「へ?」
ようやくそれが何か気付いたときは全身からさぁーーと血の気が引いた。
「ごめんなさい。そんなつもりはなかったの」
「じゃあ、なんで今も握っているわけ?」
困ったように苦笑いを浮かべながら聞かれ、
「わ、わっ」
慌てて離した彼のそれはお腹にくっつきそうなくらいにそそりたっていた。
「未知が逆上せたら大変だと思ってこれでも我慢をしているのに、我慢出来なくなるだろ?」
変な圧迫感はあったものの、ヌメヌメしているせいか彼の指がスムーズに体内に挿ってきた。
シャワーのノイズの合間に、耳を塞ぎたくなるくらい甘ったるい声と、指の抜き差しに合わせてずちゅっ、ぐちゅっと淫らな水音が響いて、恥ずかしくて目をつむった。
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