久し振りの一緒の風呂

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眠り眼を擦りながらなんとか陽葵を寝かし付けて、布団に入ろうとしたら、誰かいることに気付いた。誰かって、一人しかいないんだけど。 「遥琉さん、願いだから驚かせないで」 いつからいたんだろう。半分寝ていてぼぉっとしていたから全然気付かなかった。 「いつからってついさっきだ」 彼が嬉しそうに抱きついてきた。 「今夜は随分とサービスがいいな」 彼に言われて胸を出しっぱなしだということに気付き、慌ててしまおうとしたら、彼が胸の膨らみに唇を寄せてきた。 「おっぱいが出ちゃうから駄目」 陽葵が飲んだばかりだから乳の出が良くなっている。 「なんで?全然吸い足りないよ。陽葵だけ独り占めなのがどうしても腑に落ちなくてな。頭では分かっているんだ屁理屈だってことが」 右側は彼の大きな手のひらに包まれ赤く熟れた乳首を指と指の隙間でしごかれ、左側は少しだけふっくらした乳房を揉みながら乳首を吸われると、胸がすぐに張ってきて、胸の先っぽからとろとろと母乳がこぼれ落ちた。 それを指先で掬い上げると彼が舌先でぺろっと舐めた。 「甘くて美味しい」 「ひっ、やぁ……」 舌先で乳首をいやらしくこねくり回してから咥え、ちゅっちゅっと母乳を吸われ、気持ちよくて体がびくびくと震えた。 「こっちも堪能したら大人しく寝床に帰るよ。未知、寝てていいぞ」 彼が僕の服を直すと、布団を頭から被りごそごそと下に潜っていった。
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