てるてる坊主の降らす雨
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「雨、雨、ふれふれ」 少女が棒を空に向け、くるんと円を描いた。 晴天の空にみるみる分厚い雲が広がり、一面が灰色に覆われる。雨粒が二粒、三粒と落ちてきたかと思うと、途端に豪雨に変わった。 「雨、雨、ふれふれ」 少女は雨に濡れながら小躍りした。棒の先端に吊るされた小さなてるてる坊主が楽しげに揺れていた。
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