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その後…いくつかBARに立ち寄ったが全ての店でマイケルは入店拒否された。しょぼくれる2人は街を練り歩いた。やがて疲れた2人はエリックは嫁がパーティーに出掛けていて留守である事をいい事に…マイケルを部屋に招き入れた。子供部屋では生まれたばかりの赤ん坊と2歳と3歳の子供が眠っていた。子供たちを起こさぬ様に…こっそりエリックはマイケルを寝室に誘導する。
エリック「こっちだ。マイケル」
マイケル「エリック。奥さんに悪い」
エリック「大丈夫だ。バレないさ」そう言うとエリックはマイケルを押し倒し…衣服を脱がせる。唇を奪い…2人の舌は激しく絡み合う。やがてマイケルがエリックの上に馬乗りになった。
数十分後…
エリック「はぁ…マイケル最高だ」
ジュプっジュプジュプ…ブチュっ
時刻は夜の0時を回っている。静寂の闇が支配するその部屋に甘美な音が響き渡った。
その直後…マイケルはエリックの乳首を舐め…静かにエリックの唇を奪う。それを合図にしてエリックがマイケルの唇を激しく奪い始め…やがて体制が反対になる。
それから…何時間過ぎただろうか?。あと一時間もすれば彼女が帰ってくる時間となった頃…隣で眠っていたマイケルが起き上がり衣服を着始める。
エリック「行くのか?」
マイケル「あぁ。愛してる。エリック」そう話したマイケルは別れを惜しむようにエリックを見つめそして静かにそっと唇を重ねた。
朝焼けの街に2人の心と心を紡ぐ音が響き渡った。時刻は明け方…嘘で塗り固めたその部屋を優しく溶かす様に何度も何度も部屋に響き渡る旋律はこれから待ち受ける2人の運命をただ予見していたのかもしれない。
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