54人が本棚に入れています
本棚に追加
/9ページ
その様子を遠目で見詰める。マッシュマクドネルアレンの部下ナッシュは…タバコに火を付けてふぅーっと息を吐く。
ナッシュ「はぁ…何であんな奴らばっかりなんすかね?」そうナッシュは呟くと…視界の端に取り乱した様子でその場を離れる黒人男性の姿を捉えると走り出していた。
ナッシュ「はぁはぁはぁ…」
マイケル「心の声(まずい…このままだとエリックに)」マイケルは心の中でそう考えると…居ても立っても居られなくなり早歩きになり始める。
ナッシュ「待ってくれ!!?」
ナッシュ「待つんだ!!マイケル」そう言うとナッシュはマイケルの肩を掴む。
マイケル「…?」
マイケル「あんた?誰だ?」
ナッシュ「やはり君がマイケルなのか?」
ナッシュ「私はナッシュ。訳あって君たちを守る為に動いている。」
マイケル「俺たちを?信じられるか!!?そんな事」
マイケル「どーせお前もあそこにいた奴らと同じなんだろ!!?」
ナッシュ「違うそうじゃない信じてくれ…」そう言うとナッシュはマイケルをひとけの無い路地に連れ込んで…小声で話し始める
ナッシュ「よく聞くんだ!!マイケル。私の古いツテがメリーランド州ボルチモアに住んでる」
ナッシュ「そこまで行けば…君とエリックを奴らの手から守る事ができる。」
マイケル「何を!!?馬鹿な事を言ってる!!?」
ナッシュ「本当だ!!私を信じてくれ」そう言うとナッシュは強引にとあるメモを渡すとその場を立ち去る。
マイケルはその場にヘタレ込み涙を流し泣き崩れた。
マイケル「うっ…く…う」
その日の晩…部屋に戻ったマイケルを抱きしめたエリックはマイケルを押し倒した。
ちゅっジュルっジュ
エリック「はぁはぁはぁ」激しく唇を求めるエリックのKISSを拒みマイケルは顔を背ける
エリック「どうした?マイケル?」
最初のコメントを投稿しよう!