目覚めると俺は競走馬になっていた!

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 その日は朝から慌しく大勢の人がバタバタと走り回り、たくさんの馬達が誘導されて行った。  今日はレースがあるな!  俺は察した。 「ジョナゴールド号、競馬場に移動しまーす」  一人の男が叫ぶとたくさんの人が集まってきて、俺に馬具を取り付けた。  ちょっと待て、は? ジョナゴールド? なんだそれ? 俺の名前か? リンゴ? リンゴの品種じゃん、絶対弱い馬の名前だろ? 血統が良くて将来性のある馬にそんな名前つけるか?   俺は自分の名前を知って絶望した。  
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