失恋(6)

5/5
前へ
/347ページ
次へ
 先輩の背中が見えなくなる。  その間もスマホは鳴り響く。  看取り人は、彼のことを知っている人間なら驚くくらい唇を歪めながらスマホを見る。  スマホにはホスピスの名称が表示されていた。  そして出た瞬間、新たな依頼が告げられる。  その内容は……看取り人も驚くものだった。
/347ページ

最初のコメントを投稿しよう!

93人が本棚に入れています
本棚に追加