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…
「葉月さーん‼︎」
「おはよ」
「昨日どうでした?」
「いや、それがさ…」
話を聞き終わると、砂都ちゃんはキラキラした目で興奮気味に言った。
「…えー‼︎何か運命的再会じゃないですか?」
「ん、まあ。懐かしかったわー」
「…」
「ん?」
「お喋りしただけですか?」
「そうだけど?」
「葉月さん…」
「ん?」
あの後適当に決めた駅前の飲み屋に入り、最初は2人で藤宮高校のクセ強だった監督の話で盛り上がっていた。途中から、隣の席の男女3人組と意気投合してめちゃくちゃ盛り上がった。楽しい夜だった。
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