早くにげろう おまえはヤンデレに狙われた!!!

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階段を降り、妹の隣に通り過ぎた時に、俺はとあるかおりを嗅いでて。全然懐かしいとは言えない匂いだが、ちょっと嗅ぎ覚えがある。 どこに嗅いだだろう? 台所に包丁で野菜を切っている玲を見た俺は急に思い出した。 これは前回のループに嗅いだかおりだ! まさかヤンデレは俺の妹!?!?!? 俺の頭がだんだん混乱になり、思考が爆発した。 もし玲なら、俺たちの家は簡単に入れる、もし玲なら、俺を麻酔するためのバニラを事前に用意できる、もし玲なら、俺を好きになっても告白せず、代わりにこんな形の愛になる。 もし玲なら、すべてが繋がった! 「どうしたお兄ちゃん」 視線を気づき、包丁を持って傾げる玲を見た俺は、鳥肌が一瞬に立つ。 「なっ何でもない」 乾いた笑いをして、俺は頭を下げてご飯を食う。 あの玲が?こんなことをする?16年ずっと自分と一緒にいた妹がヤンデレ? 信じたくないけれど、現時点での分析から言え、自分の妹が犯人の可能性が一番高い。
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