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それに分析しても自分ができることがない。とりあえず人がたくさんいたところに行こう、できるだけ単独行動を避けるように。
そうと決まり、俺はいつも通りに学校に通い、いつも通りに授業を受け、いつも通りに部室に行った。
一回目と唯一の違いは、俺はあのメモを展示することがなく、ただ大人しく自分の鞄を持っていた。やはり宮崎愛は一週目と同じ、あのピンク色の紙を持って、俺の鞄に入れようとする。けど彼女を自分に告白してくれないため、俺わざと彼女と距離を取り、接触するのを避けた。
......
「じゃあこれで解散、明日九時、駅前に集合します」
「はいー」
今までは予想通り、そしてこれからのことが俺は体験しない、次のステップは慎重に進まなきゃ。
“ヴヴヴー”
ポケットにスマホが振動する。出して見ると、玲のメッセージだ。
「今日は遅く帰るので晩ご飯一人で食べて」
今日玲は遅く帰るのか?一週目と違うな。
「おっ」「ふんっ」
「愛ちゃん危ない!」
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