早くにげろう おまえはヤンデレに狙われた!!!

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いつの間に自分はもう上の服からパンツまで全部汗に濡れてしまった。 「それにご飯ちゃんと食べたか心配で、弁当を買ってきたよ」 玲は手中のレジ袋を俺に渡し、門外廊下の光に俺も玲の正面を見られた。 制服の彼女は何にも持っていない、身体に刀を隠れる場所もない。 そして最も重要なのは、陰にいる玲の瞳はブラウンで、昨日の夜にねこみたいな琥珀色の瞳と全然違う! つまり...... 「よかった、お前じゃなくてよかった!」 力強く玲を抱きしめた。 「えっ?なに?ちょっ、臭いからはなせ!」 両手で俺を押し離れて、玲はちょっと不機嫌だ。 「もう、私も濡れちゃって......スンスン、くさっ」 俺に濡れた服を嗅いだ玲は鼻を小さく皺った。 「はやく服を脱いで、明日合宿だろう、着替えの服も用意しないと」 「はいー、そういえばお前何で合宿のことしてるの、俺いってなかったつけ」 「友達から聞いた、いいから早くお風呂はいれ!」 妹に無理やり浴室に推された俺は風呂に横たわっている。今日は何とか乗り切ったけど、これで終わりじゃない。
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