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木村優香は顔が白くてきれいで、黒いフレームの眼鏡をかけている。一見で文学少女のイメージがする。入部以来彼女と話し合いのことがほとんどなく、あんまり俺と関わりがない人だ。
そして上原先輩は学校有名な無愛想な美人、いつもクールの印象だけど、ゲームだけに熱心だ。俺が入部してから一年間、彼女には色々なところで世話になり、俺にとってはかなり頼りになる先輩だ。
頭に上原先輩が刀を持ってヤンデレの顔が浮かび......ちょっと想像できないだね。
いつもクールで冷静な先輩がヤンデレ何で......
けど普段の表現から見ると誰でもヤンデレに見えない、やはり慎重する方がいい。
......
「皆さん、つ着きましたよ」
宮崎愛が前の別荘に指差し、俺たちのために案内してくれる。
今日の目的は彼女家の別荘、そもそも合宿できること自体が彼女のおかげだ。
「皆さん、デバイスをちゃんと持ってる?」
「はいー」
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