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零崎烈識。
こいつは間違いなくあの零崎だ。ならば、あいつが言っていた『零崎一族は俺一人』とは?
「…あのですね、ぜろ「ああ、兄さんのことは聞かないでください。」兄さん?!……じゃなくて!!本当に最後まで人の話を聞かない奴だな。というか、いきなり変なことを言うから、思考が一瞬停止しちゃったじゃないか。
烈識はカッターを何事もなかったようにしまうと、今度はポケットから手帳を取り出した。
「…?なんですか?また危ないものでも出てくると思いましたか?…ふふ、あいにくコレしか持ってないのですよ。」
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