🔮翌日の朝🔮

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中型魔獣は、あたしの奇襲に驚いて 傷を負いながら逃げ去っていった! 周囲を、見回すと魔獣達の亡骸が 灰になって消失する。 あたし ジャミーラ・ミーリィ 「ふう…なんとか、片付いたわね…」 あたしは双剣を、両方それぞれの 手首を使って一回転させ 刀身の血を遠心力で弾き飛ばしたあと 腰の後ろの鞘に、同時にゆっくりしまった。 魔術師 アデル・エネルフ 「ミーリィ、ありがとう… おかげで助かった。」 あたしは、アデルに ウィンクしてから微笑み おばあさんに駆け寄る。 あたし ジャミーラ・ミーリィ 「おばあさん、大丈夫ですか?」 おばあさん 「ええ、なんとか…ありがとねぇ… お礼をしたいから 街まで一緒に来てくれないかえ?」 あたしは彼とお互いに顔を見合わせた。 魔術師 アデル・エネルフ 「ここは物騒なので… 街まで、護衛しましょう。」 あたしと彼はお互いに頷きあってから 街に向かって歩いていく。 おばあさん 「やはや…この、大森林の奥に 良い薬草が採れる所があるから来たんだけど… やっぱり、ここまで入るもんじゃないねぇ…」 ただの山菜採りでは、無かったみたいね…💧 あたし ジャミーラ・ミーリィ 「薬草、採りに来てたんですね… てっきり…山菜採りをしに来たのかと…」 あたしは苦笑しつつ、3人で一緒に 大森林を街がある方角に向かって歩いていく。
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