🔮翌日の朝🔮

5/6
前へ
/25ページ
次へ
おばあさん 「ほっほっほっ…わしゃ薬屋でねぇ… いろんな薬を作ってるんじゃよ。」 へえ! あたし ジャミーラ・ミーリィ 「あ、あの…そしたら 媚薬とか、作れたりもします?」 あたしは背後を警戒するアデルを チラッと見てから、おばあさんの耳元で小声で話す。 おばあさん 「おやおや…ほっほっほっ…もちろん、作れるよ… もしかして…あの、エルフの魔術師と恋仲かね?」 小声で返事をされ…あたしは、頷く。 あたし ジャミーラ・ミーリィ 「は、はい…まあ…// あたしから誘惑しないと なかなか、その気になってくれないので… 1度で良いから、彼から誘惑されてみたいなあ… なんて、思ってるんです…//」 おばあさんは目を細めて微笑み、何度か頷く。 おばあさん 「そうかえ、そうかえ… わしに任せんしゃい。」 それから、しばらくして大森林を抜け 街に戻ってきた、あたし達… おばあさんの後に続くと 街の外れの薬屋さんにたどり着いた。 魔術師 アデル・エネルフ 「この薬屋は…こんなところにあったのか! それでは、ギルドに回復薬を届けてくれてる おばあさんって、もしかして…」 おばあさんは、柔らかく 可愛らしい笑みを向けてきて あたしは連れて、微笑んでしまっていた… おばあさん 「ああ、そりゃわしじゃよ… ギルドの方々には、お世話になってるからねぇ。 まあ、少しだけ…待っていておくれ…」 あたし達は並んで薬屋の前で おばあさんに言われたとおり、大人しく待つ。
/25ページ

最初のコメントを投稿しよう!

19人が本棚に入れています
本棚に追加