🔮魔物狩り🔮

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あたし ジャミーラ・ミーリィ 「ええ、あたしは妖魔の森出身だけど… それがなにか?」 それを聞いたのか、奧の治療室から 小走りする音が聞こえてきた! この気配、治療室の中からしてたのね… 「レフィーナ…!?じゃ、ないのか…」 f350e15d-db36-4612-97fd-08799adb7125 魔法使い?みたいな人が出てきたわね… なんだか…すっかり意気消沈って感じだけど。 何かあったのかしら… 片手も伸ばしかけてる。 あたし ジャミーラ・ミーリィ 「あたしは、ジャミーラ・ミーリィ… そのレフィーナってのが 妖魔の森出身者?」 魔法使いみたいな人は うつむいてしまった。 ギルドマスター 「ああ、そうなんだ 実は…数ヶ月前に あなたと同じ、妖魔の森から来た 悪魔狩りのレフィーナという 乙女がいたのだが… 大悪魔アエロエに挑み、敗れて 変なまじないを、かけられてしまってな。 その日の深夜、この看病していた ウィザードがうたた寝してる時に 突然、姿を消してしまったんだ。」 ふぅん…なるほど… あたし ジャミーラ・ミーリィ 「それで、この人…なんで こんなに元気が無いの? その、レフィーナって子と 仲間以上の関係にでもなってた感じ?」 ギルドマスターは首を左右にふる。 ギルドマスター 「いや、その日…初めて会ったみたいなんだが どうも…一目惚れをしてしまったようでな… もう、自分を責めるな、と何度も言ってるんだが…」 一目惚れ、か…ンフフ…💜 ようは、失恋中ってわけね。
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