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🔮翌日の朝🔮
ん…んぅう~…はふぅ…は!
ゆっくり目を覚ますと
アデルの姿がなかった!
あたし
ジャミーラ・ミーリィ
「アデルっ、アデルぅ~!」
洞窟内にあたしの声が
響いたけど、反応が無くて…
しょぼんとしつつも
全身タイツを着直してると
足音が聞こえて来て、すぐに彼が現れた!
魔術師
アデル・エネルフ
「どうした!大丈夫か?
なにがあった…!?」
よく見ると、彼は手に
大きな葉っぱのを包みを持ってて
あたしの姿を確認すると
険しかった顔が、和らいだように見えた。
あたし
ジャミーラ・ミーリィ
「んもぉ!どこ行ってたのよぉ!
レディーをこんな洞窟に
1人にしておくなんてっ」
あたしは頬を膨らませる…
魔術師
アデル・エネルフ
「ぅ…す、すまない…
食糧を調達してたんだ。」
彼は、あたしのそばまで来ると
足元で…その大きな葉っぱを広げる。
あたし
ジャミーラ・ミーリィ
「わ!これって、ラズベリー!
ンフフ…イチゴもあるじゃない!
果物、大好き~♪」
あたしは、その葉っぱのそばに座って
葉っぱの中を覗く。
魔術師
アデル・エネルフ
「良かった!妖魔の…
特に女性は果物が好きだと
風の噂を耳にしたものでな。」
へえ、なるほどね…
あたし
ジャミーラ・ミーリィ
「そういうとこ、好きぃ~💜」
あたしは、隣に腰を下ろした
ローブをまとう愛しい人に抱きついていた!
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