1.きみと一緒に過ごしたい

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1.きみと一緒に過ごしたい

「ん、好き、好きだよ蓮……っ」 「や、やめ、奥突きなが……っ、ちく……び、ダメ……っ」 「なんで? ここグリグリされるの好きじゃん、ほらっ」 「ひゃあんッ! あッ、あき、あきらぁ……ッ」  ぱちゅんぱちゅんと音が響き、その卑猥な音すらももう俺の羞恥を誘えないほど溺れていく。  目の奥をチカチカと瞬く星にくらくらし、俺は後ろからズンズンと腰を動かす彰に全てを委ね枕に顔を押し付けてイきそうなのを堪えていた。 「……ね、噛みたい、蓮、噛んでいい? いいよね? お願い。番になろう?」 「や……っ、ダメ、やだ……っ」 「なんで? 俺達付き合ってもう8年だよ?」 「や、やぁ、……ッ! あ、あぁあ…………ッ」  ガジガジとチョーカーに歯をたてられているのを感じる。  そのまま一際奥まで挿れた彰は、ギュッと俺の乳首をつねってきた。 「~~~ッッ」  その痛いくらいの刺激に、俺はあっさりと達してしまったのだった。  大河内彰と出会ったのは大学初日の経済の講義だった。
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