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「ぬ、抜く、抜くから落ち着けっ」
そしてまたゆっくり大和が動く気配を感じ、そのゆっくりした動きが痛みより快感を呼ぶ。
「あぁんっ、まっ、やっぱり抜かな、抜かないでぇっ」
「うえぇっ、ちょ、待っ、俺どうしたらっ」
明らかにオロオロしてる大和を見て、少し落ち着いてきたいずみがふとあることに気付く。
「····あの、大和、も記憶戻ってる?」
「··········おぅ、表情から察するにいずみもだよな?」
「記憶が戻ってる、のに、なんで萎えない···の?」
「ッ!」
青ざめていた大和が一気にまた赤くなる。
「お、お前だって濡れたままだけど」
そう言われ私も一気にまた赤くなる。
「お、女の子はそんなにすぐ乾いたりしないのよ!余韻だってあるしっ」
「よ、余韻···っ」
そう繰り返され、ものすごく恥ずかしい事を口走ったような気持ちになり焦る。
「で、でも男は違うでしょっ!な、萎えなさいよっ!」
「な、萎えなさいとか言われてすぐ萎えれたらこっちだって苦労しねぇわっ!」
とにかく抜けばいいんだろ、といずみの腰をしっかり押さえた大和に焦ったのはいずみで。
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