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プロローグ:思い出したい記憶は必ずしもそのタイミングではない
山森いずみ、20歳。
記憶喪失になってもう2ヶ月。
でも、支えてくれた大好きで大切な彼氏とはじめてを迎える。
彼氏の名前は河上大和、同じく20歳で幼馴染み。
同じ映画研究サークルに所属していて、そして同じく“記憶喪失になって2ヶ月”だ。
「いずみ、いい···?」
「ん、やま···と、きて···っ」
時間をかけて愛撫され、ドロドロにされたいずみのソコに、大和の熱棒があてがわれる。
愛液がぐちゅ、と音をたてて溢れ、その音が静かな室内にやたら大きく響いた気がしていずみの羞恥を誘った。
「凄く狭い、ハジメテ、かな···?痛くない?」
「記憶がないからわかんない、けど、もしハジメテじゃなくてもハジメテの相手は大和だよ、だって私達赤ちゃんの時からずっと一緒だったんだから···」
「好きだよ、いずみ、このまま記憶が戻らなくてもずっといずみを愛してる···!」
「私もっ、私もだよ、大和···っ」
少しずつナカが大和のモノで押し広げられ、ピリッとした痛みに体が強張る。
そんないずみの様子に気付いた大和は一旦腰を止め、優しくキスをくれた。
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