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そして一枚脱いだだけなのに素肌が晒された私の体に驚いたのか、触れた手をパッと退けた。
「⋯触っていいのに」
「別に、いきなり素肌だったから驚いただけだ!」
私の言葉に反論するようにすぐさま答えた彼は、その声の調子とは違いまるで宝物に触れるかのようにそっと手を触れる。
「⋯んっ」
私の腹に触れた彼の手のひらが、そっと肌の上を滑るように動き私の胸を持ち上げるように軽く揉んだ。
「柔らかいな⋯」
「⋯見えてます?」
「見えてない、のが、残念だと思っただけだ」
彼の明け透けな本音に少し恥ずかしくなり、見えてないはずの彼の顔から顔を背ける。
そしてそのままテオドールは感触を楽しむように、暫くもにもにと私の胸の感触を楽しんでいて――
「ッ」
突然くにっ、と私の乳首を指で押し込んだ。
「て、てお⋯っ」
「見えないんだ、クリスタがどうなってるか教えてくれないか」
「は、はぁ!?」
とんでもないことを私に要求しながら、少しずつ芯を持ちはじめる私の両先端を指の腹で引っ掻くようにカリカリと刺激して。
「~~~っ、わ、私の⋯っ」
「クリスタの?」
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