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「⋯ッ、魔法薬の効果が切れたら見る」
テオドールのその言葉は、今のこの行為が魔法薬の効果を消すためにするのではなく彼の意思で私を抱くのだと改めて言われたように感じ胸が熱く震えた。
「⋯じゃあ、早く魔法薬の効果が切れるようにいっぱい擦り合わせよ」
そう告げた私の声に反応したのか、固いものが私の太股にごりっと触れて。
脱いでる途中の彼の衣服の上からでもわかるほどに張り詰めたソレに少し驚いた。
“男の人って、本当にこんな風になるのね”
彼からは見えてない事で調子に乗った私は、思わずまじまじとテオドールのソコを観察して――
「見るな」
「う⋯っぷ」
何故か観察しているのがバレたらしく、片手で彼に目元を塞がれる。
「いいじゃない、減る訳じゃないんだし」
「減る!俺の気力と理性が減るんだ!」
「理性も減るの?」
「語弊だ」
「語弊⋯?」
なんだそれ、と思いつつそんな彼との軽口が少し楽しい。
素直じゃなくても、ツンツンしていても。
“こうやって最初からちゃんと話し合えば良かったのね”
「ねぇ、テオドー⋯ふゎっ!?」
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