プロローグ:それは究極の二択

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「ちっげぇ!」 身長180センチ体重92キロの青山と、身長167センチ体重55キロの俺ではそもそものサイズがあまりにも違っていて。 "ズボンはベルトでなんとでもなるが⋯" 「いやっ、ぱんつはどーにもなんなくねぇか!?」 一応出されたぱんつを履いてはみるが、予想通りストンと落ちるだけだった。 「え⋯ノーパン⋯?俺ノーパンで過ごすの⋯?」 「あー⋯、あ!そういやいいのあるわ」 いいの、と言われなんだか嫌な予感がする。 それでもノーパンよりマシか?なんて考える俺に渡されたぱんつは、防御力0のテロッテロなサテン生地で、ちんぽの周りをレースでコーティングしているようなデザインの物だった。 「いやっ!!これはねぇよ!!」 「じゃーノーパンだな」 「んぐ⋯っ」 "ノーパンか、ノーパンを選ぶのか⋯!?それともこの女物みたいな薄いテロテロ生地のぱんつを選ぶべきか⋯!?" 「つか、なんでこんなぱんつ持ってーー⋯って、忘年会の時の、か?」 「お、良くわかったな!俺もビンゴで当てた時は一生使う事はないって思ったんだが⋯浩太に使って貰えて良かったよ」 「まだ使うとは⋯」
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