3章 御用達サロン

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雑談してるうちに ビルの一階の ガラス張りの美容院に着いた。 数人の男の子が 髪をセットされてる。 歌舞伎町にいると見慣れてしまうが どの子も普通に歩いてたら目を引くタイプ とにかく細い。 黒スキニーの足がすごく細く 肌が綺麗、顔がとにかく小さい。 「あのー ホストさんて どうしてみんな顔小さいんすか?」 「んーそうでも無い人いるよ でも、骨削ったり 肉そいだりしてるからじゃない?」 タイガさんはごくシンプルに答えた。 骨を削る。。。。 肉をそぐ。。 「この子、今日タイニュウなんで イケメンにしてください!」 タイガさんは ベテランぽい女性の美容師さんに頼んだ。 美容師さんが僕の顔をじいっと見たので めちゃくちゃドキドキした。 「何か希望はありますか?」 「オトコマエにお願いします!」
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