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「あっ、だめっ!んんっ、や、奥っ、それ以上挿入らな――――あぁあっ!」
幾度となく与えられる快感に下りてきていた子宮口。
その子宮口の入り口を無理やりルーペルト様のモノが抉じ開け、その更に奥まで捩じ込まれると、ぶるりと大きく震え熱いものがナカで一気にひろがる。
ビュクビュクと止めどなく注がれるその情欲が、この夢のような出来事全てが現実だと教えてくれるようだった。
「イメルダ、愛してる」
額に汗を滲ませたルーペルト様に射貫くように見つめられた私は、こんなに幸せでいいのかと思うほどの愛に包まれていて。
「私も愛しております」
心から溢れるように出た一言。
その言葉を聞いたルーペルト様の深緑の瞳がじわりと滲む。
嬉しそうに微笑んでくださったルーペルト様の瞳に映った私は、まるで花が綻ぶように穏やかな笑みを浮かべていて。
“見間違いかしら”
そうかもしれない。けど。
――大好きな貴方の前でだけは、可愛く笑えていますように。
まるで永遠を誓うように、私達は重ねるだけの口付けをそっと交わしたのだった。
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