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その頃…工場前で待機するメロは怪しい人影がいないかどーかをチェックしていた。
??「メロ買って来たよ」そう言うとティファはメロにパンとコーラと手渡す。
メロ「Thank youティファ。てゆーかお前よく抜け出せたな?」
ティファ「うちの親1時過ぎたら爆睡するから…これぐらい余裕だよ」
メロ「ふーん?なるほどねぇ?」そう言うとメロはコーラを飲み始める。
ティファ「所でターゲットは来たの?」
メロ「いんやまださ…かれこれ2時間見張ってるがオルガとティファ以外誰も来ちゃいねぇーよ」
ティファ「だったらこっちはハズレなのね?」
メロ「まぁ…今の所はな?」
メロ「それより…ティファ一つ頼まれてくれないか?」
ティファ「ん…?」
時を同じくして…アッシュたちは…とある1点を目指して歩いていた。
ベル「ねぇえ!!?アッシュどこ向かってるのさ?」
アッシュ「答えは自分で見付けてこそ探偵だよベル」
ベル「むぅうぅ~~~(汗)もぉおいや!!?」
アッシュ「ベル?どうしたんだい?」
ベル「べっつにぃ~~~!!」
アッシュ「あっはは(笑)じゃあ1つヒントをあげようベル」
アッシュ「答えは見えてるものとは限らない」
アッシュ「真実はいつも…すぐ近くにあってベルの横に転がってる」
アッシュ「あとはベル自身が真実を拾うだけさ」アッシュがそう呟いた直後に…前から少年がこっちに目掛けて歩いてくるとすれ違いざまにアッシュに何かを手渡す。
??「アッシュ…リルからの伝言だ!!?」
アッシュ「お疲れ…今日はもう帰って休むと良い」
ベル「ねぇ!!?メモには何て書いてあったの?」
アッシュ「ん?気になるかい?」
ベル「当たり前でしょ!!?」
ユーリ「まぁ…リルの事だから…また意味不明な事書いてあんだろうな!?」
アッシュ「あっはは(笑)そうでもないよ」
ベル「もぉお!!?いいから見せなさいよ!?」ベルはそう言うとアッシュからメモを奪い取り…広げて読み始める。
ベル「何よ…?これぜんっぜん意味わかんないわ!?」
メモにはこう記されていた。
鳥たちが一斉に羽ばたき…夜の闇に翔ける。顧客はそれを見て一言呟き…満足げな表情を浮かべる。
「S⇒♠」アッシュへ…リルより
アッシュ「あっはは(笑)ベルにわからないのも無理ないね?」
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