従兄弟の背中
1/13
読書設定
目次
前へ
/
13ページ
次へ
一年ぶりに戻った実家の応接室の前で僕は気配を消しつつ中の様子を窺う。 防音設備が施してあるから扉が閉まっていれば室内の声が漏れる事はまずない。 だから、扉を少し開けたまま入室したのだろう。 母さんと従兄弟の
疾風
(
はやて
)
が珍しく言い争っている声が聞こえた。 僕は少し高ぶる気持ちを抑える為にふぅと一つ息を吐いた。
/
13ページ
最初のコメントを投稿しよう!
6人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
336(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!