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淡々とはなす姿に どんな風にしても 答えは変わらないと感じる いつの間に 始まって終わったのかな 視界の端にいれるだけで それは幸せなこと ここにいるのに 視線も心もみてはいない 空間がゆがむ わたししかいない わたしすらいるのだろうか 非常階段がすぐ近い 次の授業は英語の 優しい先生だから はじめて 教室からでて 非常階段に座り込む ため息は まだ白くみえない季節 それでも 淡く宙に浮かんではきえる 最後まで置いてきぼりだ ........... 時が過ぎたいま ふと思い返す あの時 まだ一緒にいたいとか そんな風に おもってなかったこと これが答えなんだろうな 想ったことがいえなくても あふれでる何かを 傾けていなかったから 本当は 始まったときから いつ終わるのか怖かった その日に備えて いつしか 容量オーバーで苦しくて 待っていたりしたかもだ おあいこだ 臆病になった分だけ 更にましていった 誰かを特別に想うこと こんがらがった 色とりどりの糸は くるくる丸めてみたら 可愛いカラフルな 塊になっていった くるくるしたのは 心が踊るように まわりだしたから 気づいたら 自覚してしまった時には もう視界のなかは いっぱいだったから びっくりするくらいに 壁をしって 扉をしって 優しい音と強さで 鳴らしてくれるから 壊れたんじゃなくて だれかにしか なかった鍵と まっすぐさとで 気づいたら そこにいるから びっくりするんだよ 自動的ではなくて わたしの想いが 今日も秒針がすすんだ 0時01分に きのうよりも 想うことが増えていく 淡い優しい呼吸を いとおしく見ている気分 花びらの向こう側で いつかこの手を 繋いでほしいと 淡い彩のなかに 確かな鮮やかさを纏って 煌めきにきづいてもらいたい 今日の雨は 心を洗い流すような いとおしい音 あの時 一緒にきいた  雨音に似ている いつかをまたねに 煌めいたさきに 確かにあるように 磨くものがたくさんみえる 記憶と未来を描きながら 優しく磨きあげたいもの くるくる舞う 淡雪のように とけては少しずつ積もり あなたの そばを舞う淡雪のように ひとひらのように そんなことを 叶えたいと想う瞬間
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