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一番大事な事
見直し、書写、参考書について書きましたが、一番肝心な事を書き忘れていました。それは書き続ける事です。当たり前ですが大切です。
小説書きたいなー、でも、私には書く時間がないわー。子ども小さいし、パートあるし、家事もしなきゃだし。
でも、なんか悶々とするのよね。何か書きたいのよね。
でも、私には書く時間がないし、子どもも小さいし、パートもあるし……という事を私は結婚してからずっとやっていました。
書きたきゃ、書けばいいんじゃないの? ってよく旦那にいわれてました。
その通りだったと思います。なんであんなに書く事を迷っていたのか不思議です。
悶々と悩む時間はもったいないです。書きたければ書けばいいのです。一行でもいいから、書く事が大事です。一行書けたら二行目が書けます。二行目が書けたら三行目が書けて、気づくと原稿用紙一枚分書けていたりします。
とにかく、書きたいと思っている方は書いてみて下さい。最初から傑作を書こうとは思わず、思うままに書く事をおすすめします。
分厚い手紙ばっかり送ってくるお姑さんをネタにしてもいいし、買ったばかりの液晶テレビを破壊した子供をネタにしてもいいし、イケメン俳優をモデルにして胸ときめくような恋愛小説を書いてもいいのです。
そして小説を書いている方は落選しても書いて下さい。書き続ける限りチャンスはあります。
何度も落選して、悔しい思いをしました。もう二度と小説なんか書くものかと何度思った事でしょうか。衝動的にノートパソコンを叩き壊してやろうと思った事もありました。さすがにやりませんでしたが😅
その悔しさが書く糧になります。もうこんな思いはしたくないと思い、真剣に勉強するようになりました。小説の書き方の本を20冊以上読み、創作論を教えてくれるシナリオセンターにも通いました。ベストセラー作家の先生にも何人かお会いし、創作の話も聞きました。
文章力をつける事が大事だと思い、webライターの仕事もしました。相手が求めているものを書く事の難しさを思い知りました。シナリオライターの仕事もやった事があります。修正が多くて心が折れました。最後はブチ切れました。Kindleで本も出してみました。出版社を通さない個人出版をしましたが、売れませんでした。自分の実力のなさを嫌という程、思い知りました。
それでも小説を書く事はやめませんでした。自分でもどうしてだろうと思うのですが、単純に好きなんだと思います。好きという気持ちは大切です。小説を書く事が好きであれば書き続けて下さい。苦労した分、自分でもびっくりする程、実力がついています。
1万時間の法則という言葉を聞いた事がある方もいると思いますが、1万時間練習を続けると、習得できるようになるそうです。小説も毎日の積み重ねで上手に書けるようになります。
そして小説を書き始めたら必ず完結させて下さい。作品を書いた数だけ力がつきます。
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