19人が本棚に入れています
本棚に追加
キャラの作り方
子どもの頃、私は人形遊びが大好きでした。今やっている事もその延長線上にあります。キャラを作る時は顔写真を集めます。そして、写真をExcelに貼って、相関図を作ります。そこから、この人はこういう人で、こっちは敵キャラで、親子で、会社関係でなど作っていきます。だんだん楽しくなってきます。人がわかってくると自然とストーリーが出来てきます。
ストーリーから作る場合もあります。
受賞作の「ディープキス」は【社長(夏目卓也)に片思いをする恋愛に臆病なOL(春川葵)が妹の死を引きずっている年下眼鏡男子(森山涼介)と恋愛ゲームを作りながら結ばれる話】というストーリーラインからキャラを作りました。
ヒロインの春川葵は恋愛に臆病という設定なので、きっと過去に何かあったんだなと思い、二股された経験があるという過去を作りました。仕事が大好きで、自分に向けられる好意に対しては鈍感というオーソドックスなヒロインにしました。
ヒロインが片思いする社長は森山君とは逆のタイプにして、大人でワイルドで、包容力があって、大らかで、恋愛経験豊富で、女性関係は派手で、という設定を作っていきました。
森山君は眼鏡かけていて、外すと超イケメンで、春川さんに片思いしていて、一途で、妹の死を引きずっているから、影があって、実は家事が得意で面倒見が良くてお母さんみたいな所もある。
ヒロインの敵役の新井さんはヒロインと逆のタイプで作りました。
キャラの作り方は人それぞれだと思いますが、以下の項目を埋めるながら作るのもお勧めです。
■キャラ設定
名前
一人称
呼び名
主人公との関係
行動原理
目的
体重/身長/職業/年齢
性別/誕生日/血液型
家族構成
性格
顔の特徴
髪型
身体的特徴
趣味・特技
好き(食物・人・その他)
嫌い(食物・人・その他)
秘密
弱点・トラウマ
服装
生い立ち
など。
あくまでもこれはキャラ作りの前提条件であり、表面を繕ったに過ぎません。
本当のキャラ作りはこれからです。
最初のコメントを投稿しよう!