227人が本棚に入れています
本棚に追加
/139ページ
少しずつ動いて、航平くんの先っぽがGスポットに当たるようにがんばるけど、なかなかうまくいかない。かすりはしても、強くは当たらない。
焦れる私に、航平くんが声を掛けた。
「疲れちゃった?」
「うん、少し……」
「仕方ないなあ」
航平くんに抜くよう促される。横たわって脚を開いていると、航平くんが入ってきてくれた。やっぱり正常位が好き。航平くんに顔を覗き込まれるの、なんだか安心する。
航平くんは頭をなでてくれた。
「可愛かった」
「ごめん。上手にできなかったね」
「そんなことない。すこぶるいい眺めだった。またやって」
ほんと、おっぱい大好きだな、航平くん。でも、今度はもう少しテクニックで気持ちよくしてやると決意する。
「愛佳ちゃん、今日いっぱいがんばったね。いい子。ごほうびに、後は俺が気持ちよくするのを、受け止めるだけでいいから……あ、受け止めなさい」
そう言うと、航平くんは頬をなで、そっとキスを落としてくれた。航平くんはいつも、こういうちょっとした愛撫を細やかに入れてくれるから、すごくときめく。
航平くんはカリで私の中を擦ってくれる。私のいいところを的確に。さっきかするばかりで燻ぶっていた官能に、きっちり火がつくように。
最初のコメントを投稿しよう!