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そもそも脳梗塞
脳梗塞に母がなったのは、血圧が高かったからではないかと思われる。
なぜ「思われる」なのかというと母は病院が大嫌い。なので日頃の血圧はわからなかったのです。
夜中に一度発作が起き
おさまったので一昼夜あけました。
この一度起きた発作がすぐおさまることをTIAといいます。一過性の脳虚血に伴い、短時間のみ神経症状が生じ、通常24時間以内に症状が消失する病態のことです。
この時に「気のせいかな?疲れかな」と言っていてはいけません。二日以内に完全な脳梗塞がきます。その時には手遅れです。
母は湯あたりと勘違いしたようです。
長時間ドライブが好きな父に毎度付き合い
つまり、長い間座ったまんまでいる……エコノミークラス症候群みたいになっているのではないかと思います。
ともかく、若いうちに発症しました。
そのまま病院に行かなかった結果
右半身不随で喋れない体になったのです。
性格は負けず嫌い。
器用で頭が良くて、どこかあくちゃん(わたし)のことを出来損ないとバカにしていた母でした。
父が介護(父も障がい持ちです)の末亡くなり
あくちゃんが実家に引越して仕事を転職して母を見ることにしました。
兄姉は無反応でした。
おかしいな、褒められて育ってるのにな。
そもそも母が褒めた人はほぼいなくなりました。
独立独歩の母にとって、あまり口出ししない人が好ましいわけで
つまり、後腐れないひとは、障がいを持った母に近づいたりはしないのです。
友達が訪ねてくるとプライドからかわざとベッドで寝たりする母。
それじゃ友達もいなくなるよ。
こうして、ケアマネさんや訪看さんなど、仕事のひとはともかくとして
「人間関係」というものを全て絶った母。
つまり、あくちゃんが相談できるひとはプロ以外はいない、という状態になりました。
むむん。しかしあくちゃんは人見知りしない子なので大丈夫です。
プライドもないために割と生きやすい性格かと思われ……
なので、ゆるい感じで書いていくのでよろしくお願いいたします。
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