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歴史の見直し(5月30日)
歴史の見直しといっても、例の「歴史修正主義」のことではありません。
もっと過去の歴史の見直しがここ二十年くらい(?)の間に進んでいて、単に反動からくる見直しだけでなく、科学的な新発見も多いようですね。
とりわけ「日本史」は私が習った頃とはずいぶん変わっているところがあり、びっくりします(高校の参考書の類は調べたいことがそつなく書かれているので、数年おきに買っています。とくに歴史と政治経済関係)。
江戸ブームは現状への否定感やノスタルジーのようなものもあるけれど、でも浮世絵展を観にいったとき、これほど世俗的・現世的でかつ楽しそうな町民文化があった時代は世界中眺めてもあまりないのではないか、と感じました。
少なくとも現代より楽しい時代だったよね、きっと。
(もちろん都市部に限定されたものかと思います。飢饉が相次いだ農村の状況も忘れないように)
そういえば、再来年の大河ドラマは「蔦屋喜重郎」ですよね、これは見たいです。
さて、今私が夢中なのはもっと大昔の人類進化の歴史。
これこそ、人類という生物の見方が変わるような新発見が相次いでいます。
その理由は古代DNAの解析が可能となったということ。
ここ数年で目覚ましく進んでいる研究は、人類そのものに大きな変化をもたらすかもしれませんね。
まだまだ糸口についたばかりの領域です。
今後が楽しみです。
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