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『エディ…!どうしたの?その顔…酷くやつれてるじゃない。
今まで何をしていたの?』
「アニー…心配かけてごめん。
でも、僕なら大丈夫だから…
実は、お城で……ごめん、今はこれ以上は言えないんだ。
王様から固く口止めされてるからね。」
『そうなの…
でも、良かったわ、あなたが無事で…』
「本当にすまなかった。
でも、もう僕はどこにも行かないから…」
『エディ……』
僕は、アニーを力いっぱい抱き締めた。
久しぶりの家はやはりとても落ち着く。
いや…それは、アニーが傍にいてくれるからかもしれない。
お城では、寝食を忘れて作業に没頭していたから、その晩はまるで泥のように眠った。
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