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生徒会役員
「バ会長...。何であなたにそんなこと言わなくちゃいけないんですか?」
「いいから。」
「わっ!」
手紙取られた...。
「返してください。」
くっそあの身長お化けめ。俺、175なんだけど、
「........」
「...。はぁ、転校生が来るんだそうです。」
「あぁ、そのことか。」
「えっ、何、知ってたんですか?」
「あぁ、まあな。生徒会長なもんで。」
よっと、よし。手紙は取り返した。こんな手紙、見られたら終わる...。
「おい、名里って誰だ?」
「バ会長...?」
目、日が怖い。何その強物見定めるような目。何でにらんでくるの、?、
「、弟、です。」
「....そうか。」
えっ、何なんだったの?てか、何でナリの名前知って...あぁ、封筒に書いてあったのか。
てか、何でナリの事聞いてきたのかな?まあいいや。こんなことしてる場合じゃない。この学園の、5大祭の体育祭が、というより、体育祭の準備が...。やべぇ、胃が痛い。
あと三週間後なのに、なんでこんなに体育祭の資料が溜まっているのか。それは...、
生徒会補佐二人、生徒会会計一人、生徒会庶務二人。の計五名が風邪で寝込んでいるか。なんなんだよ、あの五人。こんな大切な、重要な時期に風邪になんかなりやがって。
おかげでバ会長と二人で仕事回すことになっちまったじゃねーか!まぁ、生徒会に重要じゃない時期なんてないけどなww。そこに、あの手紙に加え、転校生とくれば、今までの非じやないくらい忙しい。二人とも生徒会役員の特権、授業の免除があるため、朝から朝まで仕事をしている。
ピーンポーン、ピーンポーン。
誰だよこんな時に.....
ここ、生徒会「棟」は本館とは少し離れたところにある。だから、生徒ではないはずなんだけど....
「はーい。」
ガチャ
「げつ」
うわぁ、この人たちのこと忘れてた。
「げっってなーに?副会長?」
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