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「綾?、ありがと。もう大丈夫、他の人んとこいったげて?」
「おお。お大事に。」
「ん。」
さあ、次だ。次は生徒会庶務、 都議代 優紀(とぎがわ ゆうき)。抱かれたいランキングハ位、抱きたいランキング四位。監色よりも少し暗い長い髪に、カラコンで合わせた綺麗な青の瞳。生徒会庶務などという立派な名前がついてはいるが、実際は雑用係。優紀は真面目で、任されたことは、最後までやる。そんな性格をしている。ので、クッソ忙しい生徒会庶務の仕事が務まっているのだが、あの仕事量は常人じゃこなせない、会長や、俺と同じくらいの仕事量をやってのけてくれている。が、さすがに一人でやるのはしんどい。とのことで、生徒会庶務候補生として、一年生を貸してもらっている。
ガチャ
「ゆうk..、」
え、何この散乱状態。何でこんな散らかっての?あと、どこ探しても、書類以外見当たらないんだけど。生活してる気配が一切ないんだけど?何ここ仕事部屋??人くらしてるんだよね?
「あー、副会長?ごほっ、」
「ゆうき!!、大丈夫ですか?」
「えっと、大丈夫。と言いたいとこなんだけど、ちょっと大丈夫じゃないかも....」
「やっぱそうですよね!?風邪ひいてるのに仕事なんかするからですよ!!」
「あはは、ごめんねー、迷惑かけちゃって。けほっ、」
「そんな事全然気にしなくていいので!!てか、ご飯しっかり食べてますか?」
「ええと、それは、..、気にしなくて大丈夫だよ。」
「だめです。しっかり食べてください。これ」
「え...いいの?こんなのもらちゃって。」
「おにぎりだけじゃ栄養足りないと思うので、なんか学食で頼んでくださいね?」
「う、うん。ありがとね、ほんと。」
、、、この様子じゃ学食、頼まねぇかな。仕方ねぇ、明日も来るか。
「お薬、ここに置いておきますね。それでは失礼しました。」
「あの、ほんと、ありがとうございます。」
ふぅ。なんだろ、優紀とは同じ学年同じクラスのはずなんだけど、なーんか壁があるっつ
一か、何つ一か。まぁ、俺が言えたことでもないか。俺だって、自分の領域には誰も入れないようにしてるもんなぁ。華夷も、家族さえも。
最後はさっき言った生徒会庶務候補生、片霧 伊織(かたぎり いおり)。資料では、ミルクティー色の髪で、顔を見せたくないのか、前髪が長い。なぜ資料なのか、それは、まだあった事がないからだ。丁度風邪にかかってしまったらしいので。前に華夷に聞いたが、前髪の下はすっげ一綺麗らしい。それも、学園の裏で、彼の貴重な顔写真が高額で売買されるほどには。故に、抱かれたいランキング八
位、抱きたいランキング五位。
何であいつがそれを知ってるのかが不思談だけどな。
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