第8話「コードネーム0」

3/5
23人が本棚に入れています
本棚に追加
/6ページ
ちょうどその頃…レナードはマンハッタン区に向けて車を走らせ…シュウたちはその後をくっついていた。 エヴァ「あのひとマンハッタンまっしぐらって感じですね?」 シュウ「だな?」 エヴァ「それよりこれ何に使うの?」そう言うとエヴァは後部座席にあるアタッシュケースを指差した。 シュウ「ん?それか?気になるなら開けてみろよ。面白いもん入ってるぜ」シュウにそう促されエヴァがケースを開けるとそこにはマスクのような物が入っていた。 エヴァ「何これ?」 シュウ「まっ!!?予想通りの反応だな?」そう言うとシュウは信号で止まった直後にマスクを顔につける。数秒後…先程までブカブカだったマスクがシュウの顔にピッタリくっつきまるで別人の顔になった。 エヴァ「なるほど?てか?キモッ。それうちのパパの顔じゃん?」 シュウ「キモって親の顔にそれはないだろっ!!?親父さん泣くぜ(汗)とにかくだ。後でお前の両親に事情は説明しといてくれよ」 エヴァ「やだよ!!めんどくさいっ!!?」 シュウ「んなこと言うなって!!!?」 エヴァ「もぉ…しょうがないなぁ?」エヴァは深い溜息を付きながらそう言うと…窓にそっと息を吹き掛ける。
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!