列車
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ピンポーン ピンポーン 軽快な合図と共にプシューと息を吐きながらドアが開く。それと同時に、薔薇の甘い香りが鼻腔を満たした。 「ハンス。久しぶり」 懐かしい姿だ。待っててくれたのか。懐かしい声。懐かしい眼差し。それは忘れていた母の姿。 それが優しくて、頬を濡らした。 「ただいま。母さん」
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