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第五章 彼女。
プライベートで、きたこの日本。
たまたま、立ち寄ったこの長崎で…
休憩のつもりで、引き寄せられるように立ち寄った海岸。
そこで車から降り、海を見つめていた彼女に俺は目が止まった。
ただただ海を見つめ、その足を一歩…また一歩と歩いているその姿はどことなく哀しげで…今にも!?
もしかすると?
なんて、
一瞬脳裏を駆け巡ったが、確信は持てなかった。
違うだろうとは思ったが、ほっとけなかった。
そうでないことを願ったが…
そう考えているように思えて仕方なかった。
たまたまこの時期に俺が、ここに居合わせるということは?
止める為なんだと、使命感さえ芽生え彼女に声をかけた。
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