8人が本棚に入れています
本棚に追加
第六章 オレ。
フッ…。
何度も俺を、ものすごい眼力で見てくるけど…霊?とか、思ってたりしてる顔しているんだが…違うだろうか?
眺められながら、彼女は色んな表情を見せてくれる。
しかし、助手席に座るなんて…
いつぶりだろうか?
フッ…。
相変わらずの眼力で俺を見つめながら、忙しく表情を変える彼女。
あの瞬間、
思ったことはどうやら…
俺の思い過ごしだったように思えてきたが、このままってわけにはいかない。
それに面白い人だ。
心配なのは、変わらないが…
もっと彼女を知りたい衝動を抑えられなかった。
最初のコメントを投稿しよう!