第六章 オレ。

1/5
前へ
/61ページ
次へ

第六章 オレ。

フッ…。 何度も俺を、ものすごい眼力で見てくるけど…霊?とか、思ってたりしてる顔しているんだが…違うだろうか? 眺められながら、彼女は色んな表情を見せてくれる。 しかし、助手席に座るなんて… いつぶりだろうか? フッ…。 相変わらずの眼力で俺を見つめながら、忙しく表情を変える彼女。 あの瞬間、 思ったことはどうやら… 俺の思い過ごしだったように思えてきたが、このままってわけにはいかない。 それに面白い人だ。 心配なのは、変わらないが… もっと彼女を知りたい衝動を抑えられなかった。
/61ページ

最初のコメントを投稿しよう!

8人が本棚に入れています
本棚に追加