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「えー!舞ちゃん抜けがけずるーい!私も友達になりたい!」  「俺も桜と話してみたかったんだ」  「ねえねえ、こんどみんなであそびいこうよ!」 私は一気にクラスメイトに囲まれてわあわあ一気に話しかけられて嬉しい半分戸惑い半分だった。 「みんなありがとう。でも今まで話しかけなかったのに、勝手だなって思わないの?」 そう言うと皆んなはポカンとした後笑った。 「そんなの関係ないよ、だって桜ちゃんクールでかっこいいから皆んなでファンクラブ作っちゃおうかとかふざけて言ってたくらいなんだよ!」 「ファンクラブ!?」 まさかそこまで好意的にみてくれてたんて予想していなかったから私は驚きが隠せなかった。 キーンコーンカーンコーン 始業の鐘が鳴る。 「うわ!先生来ちゃうよ!皆、続きは昼休みにしよ」 そう言うと今まで私に群がっていたクラスメイト達は散り散りに散っていった。
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