6.これが始まりのプロローグだとしたら

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「貴方の事は、私が絶対に守りますわ」 断言するように真っ直ぐ視線を合わせてそう告げると、レオの瞳が一瞬大きく見開かれる。 そしてすぐに覚悟のような力強さを宿したように見えた。 “なんだろう、この瞳を知ってる気がする⋯?私が凄く幼いときに⋯何か⋯” ふとそんな小さな引っかかりを覚えた私だったのだが。 「⋯嬉しいです、セリ。あぁ、やっぱり僕にはセリしかいないです」 覚悟のような力強さを宿した瞳は、気付けば熱を孕み絡み付くような視線に変わっていて。 “ーーいや、やっぱり知らないわ、というかなんだか嫌な予感が⋯” 「えっと、レオ?あの⋯、んっ!?」 サッと顔を寄せたレオの舌があっという間に私の口内に侵入してくる。 「ーーッ、んんっ」 「ん、セリ、かわい⋯」 「んっ、んんんっ」 強く求めるように舌を絡め取られ、蹂躙され⋯ 「あっのう!!私、まだここにいるんですけどぉ!?」 「ひゃぁぁぁあ!!?」
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